説明が終わり登り始めようとすると、ちょうど下山してきた団体とすれ違った。
体操服、同い年くらいだろうか。
なんて考えながら眺めているとその中の1人が真白の肩を掴み、何か耳元で囁いた。
「真白、知り合い?」
「…ま、まあそんなとこ」
顔が青白い、いつもの綺麗な瞳が濁っている、何を言われたんだ?
「何言われた」
「…な、何も!久しぶりって言われただけ」
「嘘言え、そんな青白い顔して」
「大丈夫!大丈夫だから!」
絶対大丈夫じゃないだろうけど、あんまり突っ込んでいくのも良くないか…
「今は何も聞かないでおくけど、山登りギブそうだったら早めに言ってね」
「……うん」
結局真白は下山するまで口を開かなかった。羽山も平沢も相馬も察していたようで話しかけてくることはなかった。
下山してから宿の部屋に入っても、お風呂に入るときも、1言も話さなかった。
「…ちょっと飲み物買ってくるね」
「俺も行く」
「ごめん、1人になりたい」
おかしい。真白はこんな状況で1人になりたいなんて言うやつだったろうか…
体操服、同い年くらいだろうか。
なんて考えながら眺めているとその中の1人が真白の肩を掴み、何か耳元で囁いた。
「真白、知り合い?」
「…ま、まあそんなとこ」
顔が青白い、いつもの綺麗な瞳が濁っている、何を言われたんだ?
「何言われた」
「…な、何も!久しぶりって言われただけ」
「嘘言え、そんな青白い顔して」
「大丈夫!大丈夫だから!」
絶対大丈夫じゃないだろうけど、あんまり突っ込んでいくのも良くないか…
「今は何も聞かないでおくけど、山登りギブそうだったら早めに言ってね」
「……うん」
結局真白は下山するまで口を開かなかった。羽山も平沢も相馬も察していたようで話しかけてくることはなかった。
下山してから宿の部屋に入っても、お風呂に入るときも、1言も話さなかった。
「…ちょっと飲み物買ってくるね」
「俺も行く」
「ごめん、1人になりたい」
おかしい。真白はこんな状況で1人になりたいなんて言うやつだったろうか…


