「…だよ」
聞いたこともないほど大きな声で俺に反論したかと思ったら今度はなんて言ってるかも分からないような小さな声で、何かを呟いた。何て言っているかは分からなかったけれど、渡会が苦しんでいたことだけは、はっきりと感じ取れた。
「行く選択をしてくれてありがとう」
「うん、行くからには楽しまないとだな」
「だね!」
それから2人で本の話をしていると結人がご飯だと呼びに来た。
「真白さんはどうして兄ちゃんと仲良くなれたんですか?兄ちゃん結構鉄壁だったと思いますけど」
「鉄壁だったかな?僕的には話しやすい人って印象だったけど」
「え、そうなの?」
「うん、僕の顔見ていきなり「綺麗だ」なんて言い出してね、びっくりしちゃったよ」
「え!兄ちゃんが!?」
渡会と結人が楽しそうに話しているのを見られて少し安心した。半ば強引に家に連れてきたようなものだったし…
「渡会、あんまし余計なこと言うなよ」
「あ!ごめん!!」
「ふっ…そこまで全力で謝らなくても」
「…っ」
俺と渡会のやり取りを横で見ていた結人が静かになったかと思ったらいきなり泣き出した。
聞いたこともないほど大きな声で俺に反論したかと思ったら今度はなんて言ってるかも分からないような小さな声で、何かを呟いた。何て言っているかは分からなかったけれど、渡会が苦しんでいたことだけは、はっきりと感じ取れた。
「行く選択をしてくれてありがとう」
「うん、行くからには楽しまないとだな」
「だね!」
それから2人で本の話をしていると結人がご飯だと呼びに来た。
「真白さんはどうして兄ちゃんと仲良くなれたんですか?兄ちゃん結構鉄壁だったと思いますけど」
「鉄壁だったかな?僕的には話しやすい人って印象だったけど」
「え、そうなの?」
「うん、僕の顔見ていきなり「綺麗だ」なんて言い出してね、びっくりしちゃったよ」
「え!兄ちゃんが!?」
渡会と結人が楽しそうに話しているのを見られて少し安心した。半ば強引に家に連れてきたようなものだったし…
「渡会、あんまし余計なこと言うなよ」
「あ!ごめん!!」
「ふっ…そこまで全力で謝らなくても」
「…っ」
俺と渡会のやり取りを横で見ていた結人が静かになったかと思ったらいきなり泣き出した。


