父さんは大きく反応を見せた2人とは反対にリビングの入り口で立ち尽くしていた。
また暴力沙汰を起こさないか心配なのだろうか。
しばらくして父さんの口からこぼれ落ちた声は震えていて、目元からは涙が流れていた。
「…綾人に友達?…ほんと?」
「うん、ずっと心配かけてごめんね」
「いいんだ。親は死ぬまで子どもの心配をするものだから心配はいくらでもかけてくれていいんだ。けど、だけど、友達がいれば他人の世界に入ることが大好きな綾人にとってきっととても大きな存在になるんだろうなあって思ってたから、嬉しいんだ、父さん。」
こんなに嬉しそうな家族を見たのはいつぶりだろう、少なくとも俺が暴力沙汰を起こしてからはなかっただろうな。
「…渡会真白って言うんだけど、写真が好きでね…」
それから俺は渡会のことを、大事な大事な友達のことをたくさん家族に話した。みんなお腹が空いていただろうに誰も〝お腹が空いた〟なんて言わずに最後まで聞いてくれた。
「綾人の友達だからきっといい子なんだろうなあ」
「そうねぇ、それよりそろそろご飯にしない?」
「うん、お腹空いた」
また暴力沙汰を起こさないか心配なのだろうか。
しばらくして父さんの口からこぼれ落ちた声は震えていて、目元からは涙が流れていた。
「…綾人に友達?…ほんと?」
「うん、ずっと心配かけてごめんね」
「いいんだ。親は死ぬまで子どもの心配をするものだから心配はいくらでもかけてくれていいんだ。けど、だけど、友達がいれば他人の世界に入ることが大好きな綾人にとってきっととても大きな存在になるんだろうなあって思ってたから、嬉しいんだ、父さん。」
こんなに嬉しそうな家族を見たのはいつぶりだろう、少なくとも俺が暴力沙汰を起こしてからはなかっただろうな。
「…渡会真白って言うんだけど、写真が好きでね…」
それから俺は渡会のことを、大事な大事な友達のことをたくさん家族に話した。みんなお腹が空いていただろうに誰も〝お腹が空いた〟なんて言わずに最後まで聞いてくれた。
「綾人の友達だからきっといい子なんだろうなあ」
「そうねぇ、それよりそろそろご飯にしない?」
「うん、お腹空いた」


