「おはよう、渡会」
勉強をしている風でもないし、声をかけても平気かなと思い声をかけてみるとすぐにこちらを向き笑顔になった。
「おはよう、見上くん」
「おはよう、俺先生の言う事鵜呑みにしちゃって教材何も持ってきてなかったんだけど、渡会も?」
「僕も!みんなすごく勉強してるから気まずくて外眺めてた」
すごい勢いでの返事だな。やっぱり渡会は面白い。
「あそうだ、昨日撮った写真送りたいから連絡先教えてくれない?」
「はい、どうぞ」
「ありがとう!今送るね!」
そう言われ渡会から送られてきた写真は遠くで舞う桜に、その下で笑い合う親子にピントが合わせられていて、俺はぼかしてあった。普通の人は俺にピントを合わせ写真を撮る方が多いだろうに、どうして俺にピントを合わせなかったのだろう、それにどうしてぼかしてある俺が、桜の木が、笑い合う親子が、こんなにも綺麗なのだろう。
どうして渡会の世界はこんなにも綺麗で、切ないのだろう。
勉強をしている風でもないし、声をかけても平気かなと思い声をかけてみるとすぐにこちらを向き笑顔になった。
「おはよう、見上くん」
「おはよう、俺先生の言う事鵜呑みにしちゃって教材何も持ってきてなかったんだけど、渡会も?」
「僕も!みんなすごく勉強してるから気まずくて外眺めてた」
すごい勢いでの返事だな。やっぱり渡会は面白い。
「あそうだ、昨日撮った写真送りたいから連絡先教えてくれない?」
「はい、どうぞ」
「ありがとう!今送るね!」
そう言われ渡会から送られてきた写真は遠くで舞う桜に、その下で笑い合う親子にピントが合わせられていて、俺はぼかしてあった。普通の人は俺にピントを合わせ写真を撮る方が多いだろうに、どうして俺にピントを合わせなかったのだろう、それにどうしてぼかしてある俺が、桜の木が、笑い合う親子が、こんなにも綺麗なのだろう。
どうして渡会の世界はこんなにも綺麗で、切ないのだろう。


