✳
見られてしまった。
俺の1番見られたくなかったところを見られてしまった。
小中が同じで俺のせいで万年2位だった優太、妬まれるのも仕方がないことだと思っていた。優太の家庭は勉強に厳しく、俺がいるせいであいつの人生はめちゃくちゃだった。けれどあいつ一人のために俺自身の人生を棒に振るのは嫌だった。だから無視をし続けたそれが俺にできる最大の抵抗だった。けれどあいつからすればそれは逃げに見えていたようであいつから俺への嫌がらせはエスカレートしていく一方だった。
手が出たとき、結人が馬鹿にされてムカついた気持ちがほとんどだったんだろうけど、もしかすると長年溜まっていた気持ちも少しだけ爆発してしまっていたのかもしれない。
それから俺はこれは逃げだと自覚して不登校になった。
逃げてからは息がしやすくて、いつまででも逃げていたいと思った日もたまにあった。けれど逃げ続けた先のゴールを考えたときそこには何もなくて、俺なりの区切りをつけるつもりで少し離れた高校のオープンスクールに行った。
そこで真白と出会った。
見られてしまった。
俺の1番見られたくなかったところを見られてしまった。
小中が同じで俺のせいで万年2位だった優太、妬まれるのも仕方がないことだと思っていた。優太の家庭は勉強に厳しく、俺がいるせいであいつの人生はめちゃくちゃだった。けれどあいつ一人のために俺自身の人生を棒に振るのは嫌だった。だから無視をし続けたそれが俺にできる最大の抵抗だった。けれどあいつからすればそれは逃げに見えていたようであいつから俺への嫌がらせはエスカレートしていく一方だった。
手が出たとき、結人が馬鹿にされてムカついた気持ちがほとんどだったんだろうけど、もしかすると長年溜まっていた気持ちも少しだけ爆発してしまっていたのかもしれない。
それから俺はこれは逃げだと自覚して不登校になった。
逃げてからは息がしやすくて、いつまででも逃げていたいと思った日もたまにあった。けれど逃げ続けた先のゴールを考えたときそこには何もなくて、俺なりの区切りをつけるつもりで少し離れた高校のオープンスクールに行った。
そこで真白と出会った。


