朝倉と正式に付き合い始めてから、一週間が経った。
特に、何も変わってはいない。
毎日会社で顔を合わせて、仕事をして、時々一緒に帰る。
週末は、二人でご飯を食べに行った。
普通のカップルがすることを、普通にしている。
それが、こんなに幸せなことだとは思わなかった。
「真帆さん、顔がにやけてますよ」
昼休み、宮本に指摘された。
「にやけてない」
「にやけてます。ここ一週間、ずっと」
「……そんなことない」
「あります。みんな言ってますよ、『結城さん、最近なんか幸せそう』って」
恥ずかしい。
そんなに顔に出ているんだろうか。
「朝倉さんと、何かあったんですか?」
「……何も」
「嘘ですね。絶対何かあった」
宮本の目が、キラキラしている。
隠し通せる気がしない。
「……付き合うことになった」
「やっぱり!」
宮本が、声を上げた。
周囲の視線が集まる。恥ずかしい。
「静かにして」
「すみません。でも、おめでとうございます! やっとですね」
「やっと、って」
「だって、ずっともどかしかったんですよ。両思いなのに、くっつかないし。
それを見てるこっちの身にもなってくださいよ」
宮本が、嬉しそうに笑っている。
私も、つられて笑ってしまった。
「ありがとう」
「いつからですか」
「先週の月曜日」
「え、一週間も経ってるじゃないですか。なんで教えてくれなかったんですか」
「……言うタイミングがなくて」
「照れてただけでしょ。乙女ムーブですね?ウブい!」
もはや、ぐうの音もでない。
特に、何も変わってはいない。
毎日会社で顔を合わせて、仕事をして、時々一緒に帰る。
週末は、二人でご飯を食べに行った。
普通のカップルがすることを、普通にしている。
それが、こんなに幸せなことだとは思わなかった。
「真帆さん、顔がにやけてますよ」
昼休み、宮本に指摘された。
「にやけてない」
「にやけてます。ここ一週間、ずっと」
「……そんなことない」
「あります。みんな言ってますよ、『結城さん、最近なんか幸せそう』って」
恥ずかしい。
そんなに顔に出ているんだろうか。
「朝倉さんと、何かあったんですか?」
「……何も」
「嘘ですね。絶対何かあった」
宮本の目が、キラキラしている。
隠し通せる気がしない。
「……付き合うことになった」
「やっぱり!」
宮本が、声を上げた。
周囲の視線が集まる。恥ずかしい。
「静かにして」
「すみません。でも、おめでとうございます! やっとですね」
「やっと、って」
「だって、ずっともどかしかったんですよ。両思いなのに、くっつかないし。
それを見てるこっちの身にもなってくださいよ」
宮本が、嬉しそうに笑っている。
私も、つられて笑ってしまった。
「ありがとう」
「いつからですか」
「先週の月曜日」
「え、一週間も経ってるじゃないですか。なんで教えてくれなかったんですか」
「……言うタイミングがなくて」
「照れてただけでしょ。乙女ムーブですね?ウブい!」
もはや、ぐうの音もでない。
