ゆらめく君




恋で死ぬなら君がいい。


どこかに連れ去って、自分のものにしてしまいたい。


繰り返し流れるあの光景が懐かしく感じるほどには、私もきみも、ちょっと遅かったかもしれない。積もり積もった雪みたいに蓄積された感情が爆発するなら、いまこの瞬間であってほしいと思うくらいには毒されてたみたいだ。


ゆらめく瞳が離れない。
離さないでほしいな、なんて。


私の思い過ごしだったらいいのにどうせ許してくれないきみのこと、本当に恋で名付けていいか迷ってる。だってそうだったらもう、もう、待ってあげたくない。死ぬならきみがいい。




こんなに焦がれてしまうなら、揺らいで。