「くーるーみっ!おはよ」
「わわっ、絢ちゃん!おはよう」
登校した途端、後ろからぎゅっと抱きついてきたお友達、中野絢ちゃんにいつものように驚かされながらも挨拶を返す
「昨日でた漫画の最新話もう読んだ?」
「うん、読んだ読んだ」
「あの新しく登場してきた男の子、胡桃好きでしょ〜?」
「えへへ、うん!率直にどたいぷ心にクリティカルヒットすぎた」
さすがだね絢ちゃん、と言うと「絢さまは何でもお見通しなのよ」とえっへんと胸を張る
今流行っている少女漫画の最新話
そこに新しく登場した男の子は、私の大好きなギャップ系男子だった
「あのね、絢ちゃん。ギャップは世界を救うと思うんだ、私」
それが女の子でも。男の子でも。
ふとしたところできゅん!だよね
「出た、ギャップ信者の胡桃ちゃん」
「でもでもでもでも!結構ギャップは、なんていうか、心にグッとくるでしょ?」
「くる」
即答にやっぱり!と嬉しくなって、HR始まるまで次の最新話の考察を絢ちゃんとしていた
HRの始まりを知らせるチャイムが鳴ると同時に先生が入ってきたから、自分の席に戻る

