「え、え、…んぅ」
特に橘くんは照れた様子もなく小さい子に食べさせるかの如くいちごを私の口に放り込んだ
「おいし?」
「…………銀河で一番をとれるくらいには」
よかった、とくすりと笑って平然と残りのいちごをぱくぱく食べる橘くんとは反対に、私の心臓は暴れ回る
こ、これを無自覚でやっているなんてっ…………
─────橘くんは危険なのだ
AEDを常に持ち歩かないと死んでしまうくらいには
うっかり素を出してしまうと私だけでなく女の子のほとんどを天然で殺めてしまう
気を引き締めなければ、と私は気合いを入れ直した
『無自覚天然橘くんは危険すぎる』

