男の言葉で私の現実逃避から戻した。
「紫月の倉庫」
っ!?!
これは不味いのでは、
な、なんで!?
「えっと、な、なんで、私ここに、?」
すると男は、呆れた目をこちらに向けて
「お前が途中で倒れたからだろ」
なっ!え?それだけで?私ここ来たってこと?
じっとその人を観察してみた。
明らかに、見て見ぬふりしそうな感じがしてるのに、?
なんで?
「っ、ほ、ほっとけば良かったじゃないですか、」
そう、何故ほっとかなかったのかすごく謎だ。
すると男は少し躊躇いながら、
「....お前だったから」
と言った。
「はい、??え?」
え?え?どゆこと、ますます謎が深まった気がするよ!?
軽くプチパニック。
意をけして尋ねてみた。
「ど、どゆことですか」
「お前のその目」
え?
と言われて今更になって気づいた。
普段ほとんど視界が遮られているのに、今すごくクリアな視界だということに。
「っ!!!!」
急いで隠した。
やばいどうしよう、気持ち悪いって思われちゃったかな、
「おねがいっ、み、見ないで!!」
早くここからでたい、!
そう思い私の身体に絡みついている腕を剥がそうとしたが、
男の力に勝てる訳もなく、ただ暴れただけになる。
その拍子に今日受けた傷がいたんだ。
「いっ、」
傷も完治してなければ、時間が経ってさらに酷くなってるであろう傷が開いたような気がした。
