夜の月




「お前なんで屋上から出てきたんだよ!」


はい、?


「....。」


「聞いてんのか!?」


グイッ


「ゔっ..!」


目の前のぎゃる、いや、パンダに突然、


胸ぐらを掴まれた。


かなり力を込められているのか息するのがやっとだ。


「おいっ!なにか言えよ!」


と、怒鳴り散らかしている目の前のパンダ。


「...聞いてる」


やっとのことで、声が出た。


その拍子に目の前のパンダを観察してみた。


「...それで?なに」


「なにじゃねえよ!!とぼけんな!」


取り巻きたちもついに騒ぎ出した。


「あの場所はな!紫月様たちしか入っちゃいけねぇ場所なんだよ!!!」