ランタンライトヒーローズ


カトペンこと、数学の加藤先生に促され、
教室に入ってきた人物に
生徒たちの目線が一斉に向けられる
少女は、教壇の前に立つと
前髪を指で少しだけかき上げ
ペコリ、と一礼した

やや切れ長な目、
鼻筋が通り整った顔立ち
そしてライトブラウンの瞳

は?
ウソだろ?

紛れもない
その『まさか』の

アンディ

息を呑んだ俺は、
これから起こる出来事におそらくこの時、
他の誰よりも
心をザワつかせていた


-fin-