ランタンライトヒーローズ

「アンディって子、可愛いだけじゃなく
しっかりしてるんだな、才女って感じ
リケジョ系」

「ああ、だから手、出すなよ」

「…わかってるっつーの、お前が何心配してるんだか知らねーけど、従兄弟に手を出すほど女に
困ってないし、そもそも遠距離は俺的に無理」

「心配なんて…」
してない
そう言おうとして、和が

「お前こそ、チュッ、とかされて、
舞い上がってんじゃねーよ、
コレだからドーテー君は」

俺は和の言葉にムッとして

「和の方こそ、手当たり次第やりまくってビョーキには気をつけろ!」

と、返すと和は急に真顔になり

「今、地球は何時頃だ?」

俺がスマホを見ると圏外表示だが、時計としての
機能は生きているらしい

「夜中…、3時」

「そうか、どうにか明るくなる前に地球に帰れそうだな、言うても昼間じゃやっぱ、目立つっしょ」

「必要なものは手に入ったんだし、とっとと帰ろうぜ」

俺が言うと和も

「だな、麗子さんには石垣を出る前に、ハーブが
見つかった事だけ連絡しておけば良いだろう」
そう言うと、しばし無言だったが

「隼、わかってると思うけど、リアルの話は
誰にも言うなよ」