ランタンライトヒーローズ


どうやら、満タンに燃料を入れてくれたらしい
「これならあと2、3往復できるわよ」
そう言って笑ったアンディに
「支度って、アンディも地球に来るみたいだな」
俺がなにげなく言った言葉に
「…あら、私はこの子をここで責任持って育てなきゃならないから、行かないわよ」
と、ヨモギを抱きしめる
それを見た俺は、彼女に猫の飼い方、育て方を

「まずは、トイレの《《しつけ》》な」
などと、自分では飼ったこともないのに
訳知り顔で説明する
意外にもアンディは、その俺の胡散臭い説明を
疑いもせず、真剣に聞いてくれた
最後に俺は

「…今日はほんと、色々サンキュー
俺たちがまたテンメッシュに来てもいいけど、
マジで今度はアンディが地球に来てくれよ
結構楽しいところだぜ」

と言うと、彼女は

「考えておくわ」

とイタズラっぽく言うと俺に近づいてきて
ヨモギを足元に置き、ギュッと俺にハグをした
そして、ハグをしながら

「…そうだ!
ねえ、もしかしたらこの腕時計、
隼達との連絡ツールに使えるかもしれないわ」