「え?空っ…?」
「もしここに来る時に白を押してしまったなら
航路の途中で、地球上、もしくは宇宙空間に
液体燃料が流れ出ているわね」
「…マジか、ヤバいな、宇宙ごみ?」
「まあとっくに蒸発してると思うけど」
「あっぶね〜、一歩間違えれば俺ら、
途中燃料切れで、どうなってたかわからないって話?」
和が言うまでも無く、運転を停止したカプセルは
宇宙空間を漂流、結果、宇宙の藻屑と化していただろう
彼女が言うには、このカプセルの燃料
固形燃料と液体燃料のハイブリッド構造で
液体が無くなると自動的に固形へと移行し
作動する仕組みになっているらしい
「ほんと、よく辿り着けたわね」
アンディは更に
「神に感謝だわ」
「ところで、アンディ、その…燃料の事だけど」
動かない理由は理解したが、肝心の燃料が
無ければ、このロケットはうんともすんとも
動かない
「わかってる、今、人を呼んだから、燃料を
補給してもらうわ」
