ランタンライトヒーローズ

「あれっ?来るときに子猫(コイツ)が乗っかって押したの、この緑のボタンだよな?」

「何?動いてねーぞ、ここにきて、まさか故障?」
俺は膝の上にいた《《ヨモギ》》を床に下ろしながら
和の元に行くと

「たしか…」

2人してガチャガチャと計器を触ってみたが
ロケットが動く気配がなく、途方に暮れていると

コンコンッ…

ロケットの扉を外から叩く音がして

「ちょっとお二人さん、いつまでこの多忙な私を
お見送りで待たせるつもりなのかしら?」

アンディの声だ
和と顔を見合わせた俺は
逡巡するも、すぐにこの場での最適解
ここは恥を忍んで

「アンディ、あの、ちょっと」

めっちゃカッコ悪いが、仕方ない

「今更だけど、コレ、どうやって動かすの?」

和が扉を開けると、そこには呆れ顔の
アンディが立っていた