ランタンライトヒーローズ



「そうか、それであの時、俺たちを見て、偽物かどうかなんて言ってたんだね」

「一度、この城に来訪したものは、骨格などが記録されますから、ちょっとやそっとの変装ではバレてしまいますよ」
彼女は真面目な顔でそう言った

彼女とおしゃべりおしゃべりしている間に、
ロケットの場所まで来てしまった
来て《《しまった》》
とか言ってる場合ではなく、じいちゃんのことを思えば、早く地球に帰らないと
そう頭ではわかっているけれど、
なんとなく彼女は様子を見ていると、
離れがたい気がして
子猫1匹をあんなに愛おしそうに見て
友達とも交流が少ないと言うのも、テンメッシュ星で言うところの、トップシークレット的な研究をしているから。あえて距離を遠ざけているのではないか
そんなふうに思うと、余計に…

「じゃあ…俺たち、行くよ
色々ありがとう」

「ブライティおじさまに、お大事にと
お伝えくださいね、このお茶で元気になって
くださることをお祈りしています」

「濃いめに煮出す、だったよな、麗子さんには
忘れずに伝えるから」

そう和が言って、俺たちはロケットに乗り込んだ

そして、かっこよく、
出発するはずだったのだが…