ランタンライトヒーローズ


「どうやら、テン・メッシュらしい
あの時と、ほぼ同じ風景」

俺が言うと和も

「…ああ、なんか、そんな匂いがする」

俺たちはロケットから出ると、城の主、
アンディの住む城を探しはじめた

「たしかこっちの方向…」

「あ、あれじゃないか?」

両側を深緑の木々に挟まれた石畳を行くと、
その先に

「お〜!たしかに城、だな」

「え〜っと、インターホンみたいなヤツ」

門の手前に来たところで、俺たちが
中に入れてもらうべく、キョロキョロと
呼び鈴的なモノを探していると、どこからか

「隼?あなた、どうして?」

アンディの声だ

「あ〜…ちょっと、その〜、色々事情が…」

どうやら、カメラのようなもので俺らの姿を
確認しているらしい
少しの間、無言だったアンディだが

「偽物では無いようね、今、開けるわ」

重々しい音で門扉が開き、両脇を草木に
挟まれた石畳が続く

「…さ、行こうぜ」