「で、行ったらなんかハーブの事、わかんの?」
「この前、あっち…テン・メッシュ星で、俺の
又従兄弟だっていう女の子に会った
その子に事情を説明して、何とかしてもらう」
「テンメッシュ…、そうか、そんな名前だったな
緑の多い、たしか奥まった場所に城のような…」
「ああ、それ、コイツが前回と同じ場所に着陸してさえくれれば、話は早いんだがな」
「うーむ、基準となる方向はいちいち変えてないだろうから、たぶん」
なんとも心許ないが、致し方ない
俺は考えるのを諦め、ふと自分の膝を見ると
子猫は目を閉じていつの間にか寝息を立てている
「腹減ってねーのかな?」
「ああ、その猫も地球に連れ帰ったらまた
もといた場所に戻さんと、それともお前ンチで
飼うか?懐いているようだし」
和に言われ、まんざらでもないが、しかし
実際に飼うとなったら話は別
我が家のペット飼育に関するハードルは高い
「わかんね」
「可愛い顔してるけどな」
俺が返事をしないでいると、和も無言のまま
目を瞑った
しばらくして、ロケットの動きがゆっくりになり
シュ〜…
どうやら、着陸したらしい
シートベルトを外すと、猫も心得たように
ストン…っと、床に下りた
ロケット扉を開けた和を先頭に外の空気を
胸いっぱい吸うと、森林に分け入った時と
同じ匂いが鼻を抜けていった
「この前、あっち…テン・メッシュ星で、俺の
又従兄弟だっていう女の子に会った
その子に事情を説明して、何とかしてもらう」
「テンメッシュ…、そうか、そんな名前だったな
緑の多い、たしか奥まった場所に城のような…」
「ああ、それ、コイツが前回と同じ場所に着陸してさえくれれば、話は早いんだがな」
「うーむ、基準となる方向はいちいち変えてないだろうから、たぶん」
なんとも心許ないが、致し方ない
俺は考えるのを諦め、ふと自分の膝を見ると
子猫は目を閉じていつの間にか寝息を立てている
「腹減ってねーのかな?」
「ああ、その猫も地球に連れ帰ったらまた
もといた場所に戻さんと、それともお前ンチで
飼うか?懐いているようだし」
和に言われ、まんざらでもないが、しかし
実際に飼うとなったら話は別
我が家のペット飼育に関するハードルは高い
「わかんね」
「可愛い顔してるけどな」
俺が返事をしないでいると、和も無言のまま
目を瞑った
しばらくして、ロケットの動きがゆっくりになり
シュ〜…
どうやら、着陸したらしい
シートベルトを外すと、猫も心得たように
ストン…っと、床に下りた
ロケット扉を開けた和を先頭に外の空気を
胸いっぱい吸うと、森林に分け入った時と
同じ匂いが鼻を抜けていった
