ランタンライトヒーローズ

「あ〜あ〜、そんな雑なやり方じゃ、
南京錠が二度と使えなくなるじゃないか
まったく、スマートじゃないね」

和は俺の顔を
あの時と同じような提灯(ランタン)で照らしながら
呆れたように言った

「おまっ…つか、何?なんで来た?寝てただろ?」

和は、今度は自分の顔の横にランタンを翳すと

「単独行動は良くないね、一応これでもツレなんだから」

ニヤッと笑った和は

「ま、お前さんの考えてることなんか
みんなお見通しだけどな、特にじいちゃん」

そう言うと、ジーンズのポケットから小さい鍵を
取り出し、俺の目の前にぶら下げた

「…それ、ここの鍵…」

「ああ、うちを出る時にじいちゃんから預かった
どうせ隼が行きたがるだろうからって
…正解だったな」

じいちゃん、やっぱり俺が灯台(ここ)に来るのを予想してたんだ
と、その時草むらから何かが

「ニャーッ!」