結局、あの後
目が覚めると母さんが呆れたような口調で
「1人でこっそり抜け出してどこに行ったかと思ったけど、おじいちゃんと2人して出かけてたって、
一体何をしていたの?」
と聞かれたが、夢うつつの俺は昨夜のことは
あまりよく覚えていなかった
たしかあの灯台を見に行こうとホテルを
抜け出して…
そこから先はモヤモヤとして記憶が曖昧
健忘症には、早すぎんだろ!
めちゃくちゃ落ち込む俺だったが
幸いなことに携帯電話は、じいちゃんが
朝食の席で
「これ、隼のだろ、昨夜お前の尻から落ちたのを
拾っておいたぞ」
と言って手渡され、これで少なくとも母さんに
ブチ切れられ、向こう3ヶ月小遣い無し!
なとと言われる心配は無くなった
よかった…
俺は心底ホッとした
だがまだ全てがストンと落ちたわけではない
