「隼の言う宇宙人、ってのの定義はなんだ?」
またしても質問に対する質問返し!
「えっと…、地球人じゃないヤツ」
「ふむ、そうなると地球人だって、俺から見れば
宇宙人だがな」
禅問答をしたいわけではない
「いや、でも地球で生まれてないとこがキモで…」
てか、じいちゃん、自分が宇宙人だって
暗に認めちゃってるし!
自分で言ってて
「地球生まれ」ってのも、なんかワールドワイドなようで、ざっくりしすぎ
「まさか、麗子さんも…?」
俺は急に心配になった
俺の一族郎党、全員地球外生命体
ってことは、俺ももれなく…
するとじいちゃんは、俺の考えを見透かすかのように
「麗子は、地球の純血だぞ
隼が何を心配しているか、おおよそ見当はつくが、今時地球生には多くの惑星から移住者が集まっているから、そう、隼が電車に乗っていて、
すぐ隣に座っているやつだって、純血の
地球人とは限らないだろうよ」
「そ…」
んなことになってんだ!
ちょっとしたニュース
無事に新学期を迎えられた暁には
将馬にも教えてやらねば
とか、言ってる場合か!
俺がさらにじいちゃんを問いただそうとすると
「ほれ、着いたぞ、隼」
