ランタンライトヒーローズ

足元を照らしながら、特につまずきそうなものがないとわかると、スマホを徐々に上の方へ
傾け、全体を照らそうとした

思いの外、広い灯台内

そこには期待していた何かあると言うわけでもなく、冷たいコンクリート、カビ臭い匂い
中央には、丸い形をしたやたらぶっとい柱
よく見ると脇に螺旋上の階段があるが、
階段の手前のところにチェーンがかかり
登れないようにしてある

が、しかし

好奇心が勝っている今
ここまで来て、そんなことで怯むような
俺ではない
俺は身を縮めてチェーンを下からくぐると、
螺旋階段を上っていった