ランタンライトヒーローズ

和は、あまり乗り気ではなかったようで
肩をすくめる
しかたない、好奇心には勝てない
俺が先頭に立って、灯台の扉に手をかける
軋んだ音とともに、重い扉が開くと
当然のことながら、中は真っ暗

俺は再びスマホで中を照らしてみた

「おい、もう帰ろうぜ、ここまで結構歩いて来てるし、そろそろ戻らないとさすがにヤバい」

和の言葉に

「ちょっとだけ、てか、来た道はわかるから
和だけ先に戻って、うまく取り繕ってくれてもいいぜ」

と、俺が答えると、和は肩を含めて
「わかった、じゃあそうする
せっかくの星空も、お前とじゃロマンチックの
カケラも無いしな
どうでもいいけど、みんなに気づかれないうちに手早く済ませて戻れよ」

と言ってあっさりと、元来た道を戻っていく
俺は怖いもの見たさもあり、その場に残ると
灯台の内部へと入っていった