ランタンライトヒーローズ



レストランでは三浦家と早瀬家、双方がすでに席に着いており
「やっと来たな」
と遼おじさんに言われ、俺も席に着くと
早瀬一家が目に留まり、一応会釈する
早瀬のおじさんの横には長女の菜穂(なほ)と次女の晴彩(はれあ)がいて
菜穂のヤツ、なんか《《デカく》》なってね?

麗子さんが
「揃ったわね、それじゃ始めましょうか
まずはこれだけ家族(ファミリー)が集まってくれたことに
感謝します、皆さん待ちに待った旅行よね、
思いっきり楽しみましょう!」

そんな麗子さんの音頭で、未成年はジュースかこども《《びいる》》
大人たちはそれぞれアルコールで乾杯をすると、子供達は一斉にブッフェ料理へと小走りになり

「走ったらダメ!料理は逃げないからゆっくり行きなさい!」
と後ろから麗子さんの声が飛んだ

俺らは思い思いに、
サラダ、スープ、肉に魚のグリル料理
沖縄料理のブースは、俺でも知ってるゴーヤチャンプルに八重山そば、中華にアジアン料理と
目移りさせる品揃えがエグい
最後、デザートに行き着く頃には、腹は
すでに十分目、ズボンのボタンを外した俺を見て
母さんはデザートのパンナコッタを
食べながら、横目で呆れたように

「隼は、肉料理ばかり取りすぎなのよ、まるで普段食べさせてないみたいに」
と苦々しい表情を浮かべていた

アルコールが入ってご機嫌な父さんは
「肉って言っても我が家は鶏肉がメインだからな」
などど口を滑らせ、母さんは皆んなの手前
引き攣った笑いを浮かべていた