抱えきれないほどの愛に。

恋なんて、当分縁のないものだと思っていたのに。


いつからだろう、こんなにも好きになったのは。


こんなにも、痛くなったのは。


いつからだろう、目の前の人を家族よりも大切にしたいと思ったのは。


愛おしい。好き。大好き。愛してる。


そんな言葉をただ見つめるだけだった私が毎日、心でそう呟くようになったのは。


好きだなぁ、って毎日。会うたびに、朝のまだ眠たそうなあどけない顔も、いつも笑顔な王子様モードのようくんも、クールでめったに笑わないようくんがたまに見せてくれる無邪気な笑顔が好き。


さりげなく歩道で内側を歩かせてくれるところ、バスでよろけそうになるとようくんつり革になってくれるところ、席譲ってくれるところ、イヤホン片耳貸してくれるところ、たまに意地悪なるところ、失敗しても大丈夫って言ってくれるところ、目が好き、声が好き、優しいところが好き。