抱えきれないほどの愛に。

あれから水谷君と別れて、学校の近くの最寄り駅。


少し遅くなる、と心配性のママにそう伝えておいた。


時刻は七時前でちょうど帰宅ラッシュと重なるため、きっと電車は満員だろう。


一番早い電車は六時四十八分でなんだか微妙な時間帯だった。




電車の中は想像通り、満員だったけれど、徐々に減っていきあっという間に最寄り駅に着いた。


快速だったこともあるけれど、やっと電車のおしくらまんじゅう状態から解放された。