抱えきれないほどの愛に。

放課後。


いつもはようくんと帰るけれど、今日は実行委員があるし……



それに……ようくんとはもう別れたはず。


もう、忘れよう。


「ちょっと!葉音!」


聞きなれた高めの声がふいに私の名前を呼んだ。



「何やってんの!?水谷と実行委員?冗談じゃないわよ」


何やら焦った様子で問い詰めてくるるりかちゃん。



「え?」


「何て弁解するのよっ!」


何て…弁解…?


弁解も何もただ実行委員としての仕事を……


「白鷺と別れられてないんでしょ!?」


「それとこれとはまた別で……」



「別!?どこが別なのよ!?水谷と近づいたら…どうなるのか分かってんの?」


近づくって……それは…