抱えきれないほどの愛に。

   ✙…――…✙



「皆、よく聞いとけ~そろそろ、文化祭だが!」


先生が口を開くと、生徒たちから歓声が上がる。


「…だが!分かってるよな?……実行委員!!」




「うわぁ~来たよきた。これが一番面倒くさい」



一人の生徒がそう呟くと、先生は顔をしかめた。



「まぁ、その通りだな」


先生が率直にそういうとクラス中が笑いだす。


「先生が言うことじゃないでしょ~」


「笑える~」


皆そういって笑うけれど、私の心は踊っていた。



絶対、楽しいやつだよ~っっ


すると何やらとがったものが背中に当たった。



「……やめときなさい。絶対面倒くさいやつよ」


ペン先でつついてきた後ろの席に座る、るりかちゃんが忠告してきた。


「やるよっ!絶対楽しいもん!」