抱えきれないほどの愛に。

     ✙…――…✙



「何かヤバい感じが漂ってるんだけど!ちょっと葉音!昨日何かあった!?」



やばい感じ…なのかな。


「…何かすっごく視線を感じるんだけど…ッこれ…水谷から!?」



ルリカちゃんがどうやら拓斗君に向かって凄い形相で睨んでいる。



「何があったのよ、教えなさい葉音ッ!!」


凄い勢いのルリカちゃんをなだめながら、昨日の話を恐る恐るしてみた。




「は?」


何故か間抜けな声を出して固まったルリカちゃん。



「何でそうなんの…」