抱えきれないほどの愛に。

「…っ水谷くん…っ!」


居たたまれなくなって声を上げた。



「私、はっ…水谷君に、笑顔で居てほしいよ。



…暗闇なんかじゃなくて、あったかいところで笑って欲しい…って思ってるよ…っ」



あの日、私にかけてくれた言葉は、



『……全部、手放せばいいじゃん』



『楽だよ、独りって』


ちょっとだけ、淋しすぎた。



「…独りより誰かと笑うほうが、手放すより誰かに吐き出した方が、



―――何百倍もあったかいよ。」



私にとって、ようくんが…そんな存在だったから。


一緒にいれば、あったかくなれる。そんな存在だった、から。