抱えきれないほどの愛に。

新しい制服、新しい教科書、新しい環境、新しい学校。


全部がキラキラしてた。



これから始まるんだ、って凄く嬉しかった。


なのに。



だけど。



……行けなくなった。



俗に言う”不登校”か。


信じられなかった。


一番ではなくとも、ずっと平均だった私が。



当たり前。が出来なくなったこと。



目の前の事に追いつけなくなったこと。


知らなかった。私のとりえも。誇れることも。



…弱さも。


人が怖くなって。


汗ばんだシャツが纏わりついて。


感覚が遠のいて。