抱えきれないほどの愛に。

――そんなこんなで一通りファイリングし終わると。



「ほんと、あの先生よくこき使うよね」


そう呟きながら苦笑し始めた水谷君。


それにつられて笑みを浮かべた。



「そういえば……



この間の雨の日…行けなかったけど何か…あったの…?」


ずっと聞こうと思っていたことを思い出してふと問いかけた。



「あー…うん。ちょっとね。



――…忠告、したかったんだよね」



忠告…?


「え、っと…その…それは、」


「うーん、そうだなぁ…」


小さく目線を落とすと今度はじっと私を捕らえた。



ふっと鼻で笑うような仕草をすると、じりじりと私に近づいてきた。


「…み、水谷…くん…?」