抱えきれないほどの愛に。

なに、してるんだろう…っ


「…ごめん、なさい」


それだけ残すと逃げるように薄暗い教室を飛び出した。



「は…?」


薄暗い教室に震えた戸惑いの声が零れた。



「何だ…それ…」


冷たく凍った声が風に乗って……



かき消された――。