抱えきれないほどの愛に。

「心配すぎるのだが……絶対!万が一を考えてよ!?分かった!?」



「うんっ、大丈夫!」


笑顔で頷くと首を傾げ始めたルリカちゃん。


「…んーじゃあ、行ってくるからね?また明日ね、葉音!」


不安げな表情を浮かべながらもバックを肩にかけると飛び出していったルリカちゃん。


よっぽど、会いたいんだろうな…ぁ。


私も帰ろう…。


ダンス練習は今日は休みだけど帰って練習はしないと…。



「おーい、篠原ー帰ろうとしてるとこ悪いが文化祭委員のことで話があって」


教室のドアで手招きする先生の姿が。


「はい」


急いで駆け寄ると。


「クラス装飾のことでな。ちょっと考えてほしいことがあってな」