抱えきれないほどの愛に。

「あ、ごめん葉音。今日彼氏と会う約束してんだったわ」



突然ルリカちゃんの口からそんな言葉が飛び出してきた。


「そうだったんだ!じゃあ、また今度一緒に帰ろう?」


一緒に帰る約束をしてたけれど、彼氏さんと会うならまた今度一緒に帰ろうかな。


「ごめん。最近忙しくてあんま会えてなくてさ。会える時に会っときたくて」



「そんな。せっかくなんだから、楽しんでね…!」


「ありがと。でも!万が一変な事になったらすぐ連絡してよ。飛んでいくから」


真剣な面持ちで指をさしてくるルリカちゃん。


「ありがとう。でも、大丈夫だよ。せっかく彼氏さんと会えるんだから楽しんできて…!」


「ありがとう…だけど、気をつけなさいよ!?」


「うん」