抱えきれないほどの愛に。

いつものように放課後みんなでダンスをしていると。


「それにしてもびっくりしたよーのんちゃん。私は感動したッ!」


「いやいや、そもそもほんとに終わったのかって話だけどね」



「あの男、真面目に狂ってんなーって思ったもんね」


苦笑いを浮かべながら頷く。


「ま、何かされたらいいなよ~のんちゃん、か弱い乙女なんだからさッ!」



みんなの優しい言葉に「ありがとう」と返した。


いつも通りダンス練習のあとは早めに解散して、皆予定があるようで急いで帰ってしまった。


一人残された放課後の教室に誰かの足音が近づいてきた。


次教室使う人かな…と思い急いで支度をしていると。


「あ、篠原さんだ?」