抱えきれないほどの愛に。

ようくんはモテる。


告白だって、何十回…何百回されたと思う。


この頃はまだみんなには付き合ってることも言えていなかった。


強いて言うなら、親友のルリカちゃんにだけ。


でも、私は。ようくんのことを信じてるから。


心配することもない。



そう、思ってた。



「……ありがとう。ちょっと、考えてもいい?」



断ってくれるって。


信じてた。


私が…馬鹿でした。


ごめんなさい。


「う、うんっ!もちろん…!」


女の子のどこか嬉しそうな声にまた胸が痛んだ。


へたり、と力尽きたように座り込んだ私。



情けなくて、息苦しくて。



聞けない。


聞けない。


恐いから。嫌われたくない。



せめて、何も…悟られたくない。