「ごめんね、何でもないよ」 そういって笑うと、パッと手を離した。 「あ…うん」 どうしたんだろう、と心配になりながらもダンスの練習を思い出して急いでトイレに向かった。 後ろで、じっと見つめる視線には気づかないまま。