抱えきれないほどの愛に。

「篠原さんっ篠原さん!!迎えに来たよーっ!」



「やーん、今日も究極にLOVE♡!」



「さ!練習練習~ぅ!あ、親友ちゃん借りるね~!」



元気のいいみんなの声がして、ハッと我に返る。



「あれ?今日何だか調子悪い~?」


「白いお顔が今日は一段と白いわね?」



「いま…っ」


「六限終わったとこよ~」


六限…っ?


ぼうっとして、何も聞いていなかった。


「へ…」


「もー大丈夫~?」


「今日お休みにする?」



「…っ今行くね…!!」


あと一か月。


休んでなんかいられない。


もっと頑張って皆と同じくらい、踊れるようにならなきゃ。


それに……何かしてないと、


もやもやばっかりで…。