生きることを、やめられない

異能者とは、
常人には不可能な非科学的な力を持つ人間である。


産まれる前から異能を持っていいる者も居れば、後天的にある日突然異能が発現する者も居るという。


数百年前に初めてその存在が確認され、歴史の表舞台に現れ始めた。


人類の文明が発展し、世界の様々な科学現象が解明されてなお、異能が何故人間に発現し、どう機能しているのか、一切分かっていない。


かつては『稀人』と呼ばれていた異能者の人口は近年増加している。
それに伴い異能を使った出鱈目な犯罪も増え、最早『異能犯罪専門』の政府機構すら手に負えない程に異能者や異能犯罪組織は成長してしまった。


これは、そんな異能によって日常になった非日常の話。


とある異能犯罪組織の中で起こってしまった話である。