酸いも甘いも煌めいて

私は学校で高嶺の花扱いされている。


男子たちに追いかけられて使ってない教室に咄嗟に隠れた。



すると誰かに押し倒された。




「あれ、莉々じゃん…ここ俺の場所なんだけど…」




「誰ですか!?どいてください!!」




押し倒された時にスマホを落とした。


見られる。



「何この漫画…途中じゃん…へぇー莉々が書いてんだ、ちやほやされてかわいいだけかと思ってた」




「絶対秘密にしてください!」




ポニーテールを解かれロングヘアになる。



「かわいい……」



髪にキスをする。



そして額に頬にキスが落ちてくる。



最後に唇に触れた。





押し返すタイミングはあったはずなのに…甘い瞳に吸い込まれて動けなかった。





「いい顔するね………俺のこと知らない?」




「え?誰ですか?」



睦月は学校では陰キャのフリをしている。
本当は総フォロワー数200万人超えのインフルエンサー。
普段はウィッグにメガネだけど今は外していた。
だけど莉々は知らない。






「少女漫画家だって黙っててあげるから俺と秘密で付き合って」






秘密の恋が始まろうとしていた