自由研究の発表は四時限目で、その日はいつもより教室が静かだという気が晶にはした。 順番で次に当てられると分かっていたので、晶は写真と資料を準備していた。 「次、西井さん」 晶は黒板の前に立って、朝顔の成長を発表した。 晶はヴァンパイアだったが、朝型だった。 晶の母親と父親は、そんな晶を気味悪がって、手紙も寄越してくれないのだった。 ぼそぼそと小さな声で発表をする晶に、男子生徒たちは大っぴらに雑談を始めた。 発表が終わり席につく晶を、頬杖をついて昴が見ていた。