夏空とヴァンパイア




 下校する生徒の一団とすれ違ってため息。

 笑い合う子供達は皆、晶の悩みとは無縁だ。

 歩いていると日差しのせいでまた頭が重くなった。

 家に着いて誰も居ない扉を開けると、中は暗くて、晶はこの世に一人ぼっちだと思った。