昴は呼ぶと男子の一団をすぐ抜けてきた。 教室の後ろで、晶はとても緊張していた。 「ごめんなさい」 壊れたカメラの入った袋を手渡した晶の声は小さすぎて昴には聞こえなかった。 「え、何?。なんて言った?。これ何?」 昴が袋の中を見る。 「ごめんなさい」 晶は出来るだけ大きい声でそう言ってから、走り去った。