文房具屋に行くと琥珀は居なかった。 琥珀は、居る時と居ない時がある。 別の小学校で、琥珀がどんな風に生活をしているのか、晶はよく考えたが、実はさっぱり、見当が付かなかった。 琥珀は自分のことを話さず、いつも晶の事ばかり聞くので、琥珀の方は、逆に晶の事をよく知っているのかもしれない。 晶は手持ち無沙汰に店の中に入って、暗い店内の数が少ない商品を眺めた。