「姫咲。起きてる?また遅刻するよ」
コンコンと部屋の扉をゆうくんがノックしてきた。
制服に着替えた状態でぼーとベッドに腰掛けながら、昨日渡良瀬くんからもらった指輪の入った箱を眺めていた私はその音に驚いて思わず箱を床に落としてしまう。
「あー!」
「姫咲?」
「あ、ごめん!なんでもない!起きてるよ、今行く!」
慌てて箱を拾い上げて確認するが、どこも傷ついていなかった。
中から指輪を取り出して、カーテンから差し込む朝日にかざしてみる。
ほんのりとピンク色に色付いている桜の花びらがなんとも可愛い。
こういう小指にはめるリングを、ピンキーリングと言うそうだ。
「…そういえば、売店って、一体どこで買ったんだろ?」
今日会ったら渡良瀬くんにもう一度聞いてみようかな。
もしかしたら他にも桜がモチーフの商品があるかもだし、どこで見つけたのか気になる。
*
「え?渡良瀬くん、今日休みなの?」
コンコンと部屋の扉をゆうくんがノックしてきた。
制服に着替えた状態でぼーとベッドに腰掛けながら、昨日渡良瀬くんからもらった指輪の入った箱を眺めていた私はその音に驚いて思わず箱を床に落としてしまう。
「あー!」
「姫咲?」
「あ、ごめん!なんでもない!起きてるよ、今行く!」
慌てて箱を拾い上げて確認するが、どこも傷ついていなかった。
中から指輪を取り出して、カーテンから差し込む朝日にかざしてみる。
ほんのりとピンク色に色付いている桜の花びらがなんとも可愛い。
こういう小指にはめるリングを、ピンキーリングと言うそうだ。
「…そういえば、売店って、一体どこで買ったんだろ?」
今日会ったら渡良瀬くんにもう一度聞いてみようかな。
もしかしたら他にも桜がモチーフの商品があるかもだし、どこで見つけたのか気になる。
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「え?渡良瀬くん、今日休みなの?」

