君の甘い独占欲に今日も私は溺れちゃいます。

パクっ。


や、やっぱり恥ずかしっ…!


そっぽを向こうとしたその瞬間碧君が「わっ…」と声を上げた。



「めっっちゃ美味い…なんか懐かしい味ってか、うっま!」



碧君が子供のように無邪気に笑った。



っ!



何、だろう…この笑顔、見たことがあるような。


碧君の顔を見て硬直する私に碧君は「?」と言わんばかりの顔をする。



「わっ、ごめん、何でもない!オムライス冷蔵庫入れとくね!」



我に返り急いでオムライスを冷蔵庫に入れる。


何で見覚えがあったんだろ…?


もう一回碧君の顔を見たが、何も分からなかった。



「じゃあ、これで私は帰るねっ!夜はあれ食べといて!」