君の甘い独占欲に今日も私は溺れちゃいます。

何も言えず泣きそうになった時



「何してんの」



聞き慣れた声がして引っ張られてた私の髪の毛が離された。


ばっと顔を上げるとそこには碧君がいた。



「あっ…えっと、櫻井君…?!」



花音ちゃんは少し慌てた様子でどうしようとにこにこして櫻井君の方を見ていた。



「これはね、櫻井君、違くて…!」


「何が違うの?俺、そういうことする子嫌いだから」



花音ちゃんの話を遮って碧君は行こ。と言って私の腕を引っ張った。



「あ、あのっ、碧君っ…」



ある程度歩いたところで碧君に声をかけた。声が震えた。


申し訳ないって気持ちと何も言い返せなかった自分への後悔が残った。