君の甘い独占欲に今日も私は溺れちゃいます。

***


お昼休みになり、昨日一緒にやると約束した櫻井君と資料作りをします。


多目的室に入ると櫻井君はもう資料を机に置いてくれていた。



「お、おまたせっ…!
 やろうっ」



櫻井君の向かい合わせ側に座ろうとすると櫻井君が私の腕を引っ張った。



「篠宮はこっち」



わざわざ隣に座る必要あるかな…?


疑問に思いつつも抵抗しようもなくそのまま座った。


お互い何も言わずに作業を進める。



「わざわざ一緒にやってくれるなんて櫻井君は優しいね」



ニコッと笑って櫻井君に言う。


櫻井君は一瞬パッと目を見開いて私を見つめた。


……?私何か変なこと言ったかな?